ご挨拶
泰光油脂化学工業株式会社は1961年の設立以来界面活性剤の専門メーカーとして技術力を磨いてきました。
界面活性剤の中でも私たちが強みを持っているのは、いわゆる「中間材料」と呼ばれるもの。みなさんもきっとご存知の大手メーカーのシャンプーやコンディショナー、トイレタリー製品に使われています。工業用界面活性剤や皮革用柔軟剤も幅広く手がけ、染色・皮革・金属関係の製品に採用されたり、アジアや米国などに輸出されているものもあります。大企業ではありませんが、ニッチな分野を手がけているのが当社の強み。だれにでも作れるものだけをやっていたら、価格競争に巻き込まれ、現在のポジションを築くことはできなかったと思います。とくに硫酸化においては、ドイツから輸入したノウハウと自社技術のコラボレーションにより独自の領域を確立。財務面も安定しており完全無借金経営を貫き、税務署から40年以上、優良法人のお墨付きをいただいております。
石鹸やシャンプー、リンスをはじめ、私達の毎日の生活を見回してみるとそこには驚くほどいろいろな種類の界面活性剤が使われている事に気づきます。界面活性剤はその多彩な働きで、暮らしやすく便利な、そして清潔で快適な生活のお手伝いをしています。1940年、前身である泰光洋行の創業以来60年以上にわたり界面活性剤を通じて人々の暮らしに貢献することを理念とし、当社は絶えず先進の技術開発とユニークな製造技術でお客様の信頼を頂けるように努力してまいりました。
当社が作り出す多様な製品により社会に貢献するとともに企業活動を通じて社員が本当に働きがいのある生き方を得られる企業でありたいと考えています。
今日、企業を取り巻く情勢は厳しさを増しておりますが、当社は独創的技術で一層の飛躍をめざしています。
代表取締役